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何のメリットもないけれど [チャレンジ]

 自分が意志が強いか弱いかを確認してみよう。

 ・ボトル入りのガムを買い、職場の机の上など良く目にするところ置く。
 ・一日に一個だけ噛む。
 
 達成したら○○をして良いとかの動機付けは一切なし。一日一個だけガムを噛むことを休みなく続け、ボトルを空にできれば意志が強い。できなければ弱い。
 これをやると、もしかしたら自分は意志が強いかもという自惚れが勘違いであることに気づく。しかも初日に。ちなみに私の場合、今ではボトルガムが視界に入っただけで気づく。


梨木 香歩は好きな小説家の一人です [偽善者の日記]


岸辺のヤービ (福音館創作童話シリーズ)

岸辺のヤービ (福音館創作童話シリーズ)



『岸辺のヤービ』は、長編ファンタジーの序章という位置づけらしく、登場人物の性格を丁寧に拾い、舞台や設定などこれから展開してく物語の枠組みを読者に提示して、次作以降の広がりを予感させる作りとなっている。
 児童文学に分類されているのだが、物語にちりばめられているのは、ネオコチノイドの影響を想起させる蜂の減少や異常気象による水源の変化、菜食主義者などマイノリティへの配慮など新聞で扱われるような社会問題。そこに自分の周囲の環境や対人関係などに対する思春期特有の敏感な感性というスパイスを加えている。ヤービという架空の生き物を主役に置いてファンタジーに仕上げているが、けっこう硬派な物語だ。
 これからの展開は『僕は、そして僕たちはどう生きるか』の時に感じた「考えて。もっと考えて。で行動するの?しないの?」的な問いかけをヤービというオブラートに包みつつ読者に投げかけてきそうな気がする。作者が一般大人向けの小説で描く"諦め"を振り払い、若い世代に問いかけることで自分が大切にしてきたことを守ってくれる次の世代を育てたい、そんな思いを感じた。

調子が悪いところがないわけではない [偽善者の日記]

 健康診断の結果が返ってきた。

総合判定A

 受ける前は「健康診断なんて結局わかる病気しかわからないだよね」なんて当たり前のことをうそぶいていたが、わかり易い病気にはかかっていないようだ。わかりにくい病気にかかっているのなら、そのまま気づかずに日々過ごしていければと。

芯の強さはどうやって作る? [だれか教えて]

 朝食の準備をしながら長男の入園のあれこれを話していた妻の言葉が、私のアンテナに引っかかってきた。何か褒められたような・・・長男の話も朝食も好きだが褒め言葉はもっと好きだ。仮に私に対する賞賛ならば、それだけでてんこ盛りの白まんまをかき込める。
「今、なんて言った?」
「んっ?芯があるのに柔らかいって言ったんだけど」

 身も心もしなやかでありたい。そういう思いは確かにある。しかし前屈すれば指先は床から10cm程度上をさまよい、年を重ねても短気のままだ。改善のために何をすれば良いのかわからない。一方で思いは実現するともいうし、もしかしてもしかするのか?
「おれ、何かしたっけ?」
「別に何もしてないでしょ。ご飯の水加減間違えたみたい」

 出された朝食のご飯は、噛みしめると粉っぽさが口に広がった。 


あの日のかっぽうぎは眩しかった [偽善者の日記]

 並べられたお総菜から何を選ぼうかと悩んでいると「温かいのを出し直すので言ってくださいね」とおばちゃんが笑顔で対応してくれる。
 メインに筑前煮。小皿にはきんぴらゴボウ、青菜のおひたし、アジフライをチョイス。ご飯は少なめと伝えると目の前で分量を確認しながら盛ってくれる。
 ここは『かっぽうぎ』店名に違わぬ気さくなおばちゃんが接客にあたる。何となく店の雰囲気も明るい。

 しかし!
 おばちゃん達が身に纏うのは、エプロン。これは如何なものかと問い正しかけて、はたと気づいた。

 『あの日』の影響だ!

 あの日、一時的に盛り上がったかっぽうぎというコスプレは、その後のバッシングによりSTAP細胞以上の負のイメージを背負ってしまったのだ。フネさんが地道に築いたイメージに乗っかって、ブランドを確立しようとしたフジオフードシステムは戦略の転換を余儀なくされたに違いない。
 さっきまで感じていた店の明るい雰囲気は虚構だった。おばちゃん達の笑顔の裏に、エプロンによって盛り返しつつあった経営が『あの日』の出版による余波で、再度脅かされ時給が下がることに怯える素顔が伺えた。

がんばれ『かっぽうぎ』
がんばれおばちゃん達
がんばれSTAP細胞
がんばれ
fune.png



あの日

あの日




おおやけ基地 [偽善者の日記]

お父さん、秘密基地作るから手伝って」長女が誘う。
 秘密基地という言葉が私の中に潜む少年の皮をかぶったおじさん心をくすぐる。
 手伝いたい。でも面倒くさい。
「秘密基地は子供だけで作るから面白いんだよ」と私。

 子供達は、物置から段ボールを引っ張り出し、ウッドデッキの上に仕切を作り始めた。風の強い日で、並べるそばから飛ばされる段ボール。長女の指示で大きな石を集め重しにする次女と長男。なかなか統率がとれている。
 形になってくると、私も手を出したくてうずうずしてくる。が、”子供が集中して何かに取り組んでいる時は邪魔ををするべからず”たしか子育て番組で言っていた。
 頃合いを見計らって、ビニールシートをプレゼントする。雨対策は重要だ。しばらくしてから覗くと、私が買ったことも忘れていた園芸用の長い支柱を見つけてきて柿の木と組み合わせ、屋根らしきものを作り始めていた。はしごも使ったようで少し高めの屋根になっている。良い出来映えだ。

「いいじゃない」と私。
「でも。道路から見てもなんかあるってわかって秘密になってないよね」と長女。

 翌朝、天気は雨。風はなく屋根が機能したおかげで、段ボールの濡れは少ない。
 我が家の庭は畑を挟んで通学路に面している。登校中の長女を観察してみた。
 黄色い帽子を目深にかぶった長女は、傘を揺らしながら秘密基地を指さし、登校班のみんなに何かを楽しそうに語りながら歩いていた。


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哲学の深みにははまれそうにない [偽善者の日記]

 偉人達の残す逸話はいい。
 古代ギリシャの哲学者ディオゲネスの逸話を知っている人は多いと思う。

紀元前336年、アレクサンドロス大王がコリントスに将軍として訪れたとき、ディオゲネスが挨拶に来なかったので、大王の方から会いに行った。ディオゲネスは、体育場の隅にいて日向ぼっこをしていた。大勢の供を連れたアレクサンドロス大王が挨拶をして、何か希望はないかと聞くと、「あなたがそこに立たれると日陰になるからどいてください」とだけ言った。帰途、大王は「私がもしアレクサンドロスでなかったらディオゲネスになりたい」と言った。

 『哲学な日々』の著者は「哲学の先生って、研究室で、何をしているのですか?」という高校生の問いへの回答の中でこの逸話を紹介しこう締めくくる。「いい話ですよね。だから何だというわけでもないですが」
 余計な一言が多い人は世の中に私を含め五万といるが、哲学者のそれはシンプルで面白い。大笑いさせてくれる人は芸人に、くすりと笑わせてくれる人は哲学者になるのかもしれない。


哲学な日々 考えさせない時代に抗して

哲学な日々 考えさせない時代に抗して




アガサ・クリスティーの作品を読むのはこれが初めて [偽善者の日記]


『春にして君を離れて』は怖い小説だ。嫌な小説だ。それでいて面白い。
 自分は我が強い割に人からどう見られているか気にするところがある、と思う人にはこの本はすすめられない。一方でそんな人は、この小説をより深く堪能できるのではないかとも思う。

 主人公は中年の女性。
 主たる舞台は中東。
 周りには砂漠しかない宿泊施設に交通事情で足止めされた主人公。

 作者はアガサ・クリスティー。
 けれど殺人はない。名探偵もいない。

 満たされていたと思っていた人生への疑問。
 徐々に心の闇に浸食されていく主人公。 

 最後に主人公が発する一言までの心の移ろいが絶妙としか言いようがない。
 心はいつでも素直で移ろいやすく安易なところに落ち着く。 

春にして君を離れ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

春にして君を離れ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)




大人の流儀 熱々カレー編 [・・・なこと]

 土鍋の中でグツグツと煮立った状態で運ばれてくる『Hot Spoon』のカレーが好きだ。
 まずレジでカレーを選び会計を済ませる。お釣りとともに「水とエプロンをお持ちになって空いている席にどうぞ」と店員から説明がある。
 水だけを持って席に移動すると、近くのテーブルを片付けていた店員が気づき「お客様、エプロンはご入り用ですか」と笑顔で声を掛けてくる。店員の教育が行き届いている店なのだ。「大丈夫、結構です」と返し店内を見回す。自分以外にエプロンを付けていないのは一人だけだ。
 しばらくしてカレーが運ばれてくる。ライスとカレーをテーブルに並べた店員が声を掛けてくる。
「お客様、エプロンを・・・」
「大丈夫、ありがとう」かぶせるように返答する。

だって、僕ちゃんはお子ちゃまじゃないから食べこぼしたりしないんだよ。

 今日は野菜カレー。基本の牛すじカレーにジャガイモ、ニンジン、ブロッコリーがごろっと入った私の中の定番メニュー。テーブルに置いてある福神漬けをたっぷりとライスの脇に盛り、土鍋からカレーを移し熱々を食べる

旨いなぁ。

 続けて大きな塊のニンジンを口に運ぶ。

あっ!

 スプーンより大きなニンジンは口に到達する手前で転がり落ち、ネクタイをかすめ太股に明らかなカレー痕を残し床を転がった。
 紙ナプキンを濡らし、ネクタイとズボンを叩き応急処置。更にテーブルの下でこの世の無常を表すニンジンを紙ナプキンに包んで片付ける。落ち着きを取り戻し顔を上げると店員の一人が何気ない素振りで目を伏せた。


IDケース [こんなん作りました]

 気に入っていたネクタイのほころびが目立ち始めた。
 私のネクタイなど気にする人がいないのはわかっているが、仮に気づいている人がいるとしたら恥ずかしい。おしゃれではないことは熟知しているが、せめて小綺麗な印象は与えたい。なので戦力外通告。
 でも捨てられない。なので別種目に転向してもらうことにした。

P1070407.jpg

○材料
・ネクタイ
菓子の空き箱(下地)
・弁当の蓋(窓用)
・ハトメ

 下地へネクタイを貼るとき、木工用ボンドの塗りが粗いところがネクタイの生地から染み出しきた。濡れた布で叩く応急手当で凌いだが、両面テープのほうが良かったかも。
 仕上がりに近い段階で、窓用プラスティックに変な力を加えてしまって・・・。その後のモチベーションも一気に下がり・・・。クオリティはもっと下がり・・・。

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