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素直になるには年を取り過ぎた [・・・なこと]

 友人が焼き鳥屋を開業した。 これはいの一番に駆けつけて、ごちそうしてもらわねば。もとい!お祝いの言葉を送らねば。
 ただし、美味しかったらくやしいので焼き鳥のことは気付かなかったふりをして世間話をして帰ろう。不味かったら串を見つめて「悪くはない・・・悪くはないんだけど・・・」とつぶやいた後、友人の目を見つめて親指をつき出し大きく頷こう。それが親友というものだ。

 英語のよくわからない単語が書かれたTシャツにジーパン。ジーパンのベルト通しからはタオルがたれ、スーパーの駐車場で商売をするおっさんの風情を見事に体現して友人は待っていた。角型七輪と側には備長炭の詰まった段ボール。手には販促用のうちわ。
 できる!アウトドア用のコンロに木炭で適当にやっつけるのかと思いきや、きっちりと形から入っている。こいつはあなどれない。

 「大将、もうこの商売は長いの?」
 まずは手探りの状態からジャブだけでもと質問をしてみた。
 「二日目」
 本気の一発が返ってきた。味に自信があるのだ。冗談や照れ隠しでごまかす小手先だけの男じゃない。こちらも覚悟を見せねば。

 大将はバットに並んだネタからネギまをつまみタレにくぐらせた。
 「それは秘伝のタレ?」
 「そう。さっき作ったの・・・アチッ!」
 質問に気を取られて手を火傷したようだ。もう何も聞くまい。

 「よっしゃ。こんなもんだろ。食べて」
 大将が皿に置いた串を口へと運ぶ。
 旨い!肉は柔らかいしネギはジューシー、その両方に甘辛いタレが良くからんでベストマッチ。まさに焼き鳥のメインイベントやぁ
 次はレバー。しっかりと火が通っているのにパサつかずにねっとりとした舌触りを残して、まさにレバーとのディープキスやぁ
 砂肝はコリコリ。つくねはしっとり。ハツはほにゃらら。皮はチョメチョメ。

 とにかくどれも旨かった。この完成度は親友として許しがたい。
 「大将、勘定はつけといて」

 もう店には顔を出すまい。


そんな日が必ず来る。だから準備は抜かるな! [・・・なこと]

「実家に帰らせてもらいます!」
妻が言った。

俺が何をしたっていうんだ?
いや、何もしなかったとでもいうのか?
その問いは胸に秘め尋ねる。
「娘たちは?」

「連れていくわよ。」
当然だろう。私の子育ては変化球勝負。ストレートは見せ球以外投げない。私に預けるのはリスクが高い。

そして朝、そぼ降る雨の中、妻と娘二人は実家へと帰っていった。


一人残されて考える。自分は何をすべきか?

そんなのは分かり切っている。




その1.障子貼り
 引っ越した一週間後には和室の障子に最初の穴が開いていた。最近では猫の通用口のように穴は拡大し、娘たちがくぐって遊ぶ始末。百聞は一見にしかずと画像をお見せしようと思ったが、カメラは妻が持って行ってしまった。
 ホームセンターで買ってきた張替え用の障子紙についていた手順書に従って剥がしたり貼ったり切ったり。仕上がりはグダグダのヘロヘロ。やる気が消沈しかけたのだが、手順書の最後に”全体に霧吹きをしっかり掛けること”とあった。今更そんなことをしても何の救いにもならんだろうと思いつつも霧吹きを用意していたこともあり、やるだけのことはやった。
 合間に買い物に出掛けて帰ってみると、おおおっーと驚くほどでもないけれど、皺一つなく張りを保ち職人仕事のような完璧な状態になっているではないか!よくよく見ると細部に甘さはあるのだけれど、ぱっと見はパーフェクト。初めてやることでここまでの出来映えはこれまでなかった。ここまで書くとどんな仕上がりか気になるとは思いますがやっぱり画像はありません。

その2.家具等のオイル塗装
 先日座イスを購入したのだけれど、標準の塗装がポリウレタンなんとかという塗料で、オイル塗装にすると一脚3千円近く追加料金が発生するとのこと。オイルは玄関扉塗装用に以前買ったものが残っていたので、無塗装の座イスを買いそのうち塗装しようと思っていた。
 物はついでと座卓やキッチンのカウンターなどオイル塗装が落ち始めた家具にも塗布。何度かペンキ塗りやオイル塗装をして自分の刷毛使いの下手さに嫌気がさしていたので、今回はお試しで台所用スポンジを使用。これが大正解!伸びも良くムラも少なくなかなかの仕上がり。素人にはスポンジがお勧めかもしれません。これも画像に残しておけないのが残念。
 オイルは乾きが悪く、やすり掛けはまた明日。

その3.お風呂で読書
 湯船に浸かりながら読書。ビールを飲みながら1時間ほど。優雅だ。


さて明日は何しよう

抜けているのは空気じゃなくてお前だろ! [・・・なこと]

昼食の食材を買うため、家を出た。
車のエンジン音に気付いて、庭で遊んでいる娘たちが追いかけてきたら危ないので徒歩で出発。
最近サボっている庭づくりの参考に近所の家々を眺めながらおよそ10分。スーパーに到着して気付く。
財布を忘れた。エコバッグも忘れた。玄関のカギを掛けるのは忘れなかったはず。

家に戻る。庭からは娘たちの笑い声が聞こえる。
車に乗りたくなったが、ここで引き下がったらあの笑い声は自分に向けられる。
更に10分。スーパーに到着。体がポカポカしてきた。
買い物かごをカートにセットしてポケットから買い物リストを・・・忘れた。
もう戻りたくない。記憶に残るリストに頼る。


午後、一輪車のパンク修理に取り掛かる。
一通り調べたところ、虫ゴムの劣化による空気漏れだけだと判明。
虫ゴムを交換して、元通りにセット。
空気を入れて完了。

シュー

おかしいだろと思いつつタイヤを揉むとベコベコ。
虫ゴムはおかしくない。
音は空気を入れるところから20cmほど離れたあたりから発生。
もう一度チューブを外して調べなおすと、チューブに穴が2ヶ所。
チューブをタイヤに戻す時にマイナスドライバーで傷つけていた。

自分で掘った穴を埋める。
仕事は家庭には持ち込まない主義だが、仕事のやり方は家庭にしっかり持ち込んでいたようだ。

個人的愛鳥月間のスタートです [こんなん作りました]

 「バードフィーダー」なんとおしゃれな響きだろう。
 その物を知らなければウィダーインゼリーを思い浮かべる読者もいるに違いない。

 年初にDIY番長のブログで見つけてねだってみたらあっさり快諾。それもブログ上の社交辞令と思って忘れていたら、なんと番長自ら金曜の夕方に届けてくれました。仕事から帰って靴を脱いでいたら、玄関の脇にかわいいお家が鎮座していました。
 いつもなら寝ている娘がすかさず寄ってきて「この棒にみかんとかを刺して柿の木に吊るすと鳥さんが食べにくるんだよ」と興奮交じりに説明をしてくれた。番長の家から我が家まで車で1時間以上。DIYの知識と腕前そしてフットワークの軽さが番長の魅力だ。付け加えておくと我が家の女性たちの受けも良い!

 リップサービスは当然として、いただいた物は早速使うのも当然の礼儀だ。
 土曜の朝に果物のストックを確認すると、はっさくが3個にりんごが2個。長女はバナナが好きなのですがここで問題。『はっさくが1個100円でりんごが150円とするとどちらが鳥の餌としてふさわしいでしょう?』
 はっさくもりんごも私の好物なので鳥にはあげたくない!でもこのバードフィーダーに鳥が群がる様も見てみたい。2つの欲望のせめぎ合いの結果。リンゴの芯を進呈することに決定。妻にりんごを剥いてもらい存分に堪能。申し訳程度に残った芯を串に刺して、柿の木にぶら下げてみた。

P1040247.JPG

 レースンのカーテンに隠れてフィーダーを凝視すること3分。なんにもこないじゃないか!

 すっかり興ざめして、あれやこれやと休日の雑事を済ませた夕方。洗濯ものを取り込もうとしたら、風に揺らいだバードフィーダーからりんごの芯が1個消えていた。
 だまって頂戴していくとは良い根性をしてるじゃないか。次は5分粘って犯人を盗撮してやる!

絶妙な炒り具合に病みつきです。 [だれか教えて]

 節分の豆まきは一家の主がするものらしい。
 フリーペーパーのちょっとしたコラムで知った事実にこれまでの5年を恥じた。所帯を持ってからこの方「鬼は外、福は内」なんてやったことがありません。ハロウィンよりは知名度が高い、子供を喜ばすためのイベントの1つぐらいに思っていました。
 しかし、事実を知ったからにやらなければならない。なぜなら私は小林家の主のはず。
 帰宅したのは9時。薄暗い玄関に散乱した豆を踏んでしまい、靴底できなこを数粒分生成してしまった。最近は幼稚園で遊び疲れた長女に合わせて8時には就寝する妻と娘たち。そう我が家の節分はもう終わっていた。

 ところが、私の心が萎えるのを予期して励ますかのように、下駄箱の上には折り紙で作った枡にあふれんばかりの豆・豆・豆。
 そうか、みんなもそれを望んでいるだな。やろう!

 「鬼は外、福は内」「鬼は外、福は内」
 声が小さいのは恥ずかしいからじゃない。寝静まった家族への愛情です。


 ところで、豆まき用の豆って美味しいですよね。
 おやつを切らしていたこともあり節分前に試しに食べてみると、なんの味付けもない炒っただけの大豆なのに美味い!あれよあれよと手が進み一袋をあっさり完食。すっかり炒り大豆のファンになり、翌日には10袋ほど買ってしまいました。
 今もPCの横には皿に盛った大豆。残りも一袋になったので追加購入したいけれど節分後も手に入るものなのでしょうか?

餅つき三年焼き八年 [・・・なこと]

 餅が好きだ!

 どれくらい好きかと言えば、・・・例えは全く出てこない。どちらかというと正月の儀礼的な意味を持つ食べ物として餅が好きだ。
 小林家では古くから元旦の朝食はお雑煮。椎茸でとった出汁に具材は鶏肉、かまぼこ、ほうれん草に椎茸。あけましておめでとうの挨拶と餅を何個焼くかを宣言するのが小林家の習いだ。
 ストーブで焼いてしっかり焦げ目のついた餅をお汁に入れ、刻んだユズをちょこんと乗せたら出来上がり。なんだかせわしない年の瀬が続くここ数年も、実家でこのお雑煮で食べて、胃からお正月を感じています。

 ところで、この週末は鏡開きで開いた餅をお汁粉にしていただきました。供えてあったお餅の青カビをこそげとって、ひびに合わせて出刃庖丁と木槌で開いたお餅を、義母が朝から炊いてくれた小豆の汁に入れて完成。砂糖をたっぷりと使って怒涛の甘さで脳天まで突き抜ける美味さでした。
 餅は昨年末に自家製ののし餅と鏡餅を扱っている和菓子屋さんを見つけ大満足だったのですが、問題は焼き。我が家はオール電化。子供も小さいのでストーブは持っておらず、魚用のグリルで焼きます。最強にして焼くと焦げ目もつくのですが、その焦げ方が熱線に合わせたラインでつくので趣が足りない。
 自分で書いていて些細なことにうるさいとは思うのだけれど、季節の味、ましてや年を始める味なのでとことんこだわりたい。

そこで・・・


彼女が誰かは行けば分かる。うどんが旨いかは食べれば分かる! [こんなヤツと仕事がしたい]

 ファーストフードにはいなくてはならない人がいる。けれどそんな人がいる店は少ない。
 はなまるうどん 新橋第一ホテル前店には彼女がいる。

 「すごーい。400円になります。」
 1円単位のメニューの多いはなまるで400円という切りの良さは珍しい。それを素直に言葉に出すのが彼女だ。けっして私が選んだ組み合わせがいつもより100円以上も高かったことがすごい訳ではない。

 彼女がレジを担当している時、その声は店を明るくする。
 笑顔と時々発せられるちょっとした一言。どれもが知り合いに対するような親密さを持ちつつ、店員とお客という関係のバランスを忘れていないように見えるところが最大の魅力だ。

 彼女は純粋にこの仕事を楽しんでいるんじゃないかな。お客とのやりとりを聞いていて思う。
 「いらっしゃいませ」「いつもありがとうございます」店内に響く彼女の声を聞きながら啜るうどんは胃も心も温かくする。


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共通テーマ:グルメ・料理

越後か佐藤かは大きな違いだ! [・・・なこと]

 最近「持ち味」という言葉が好きだ。
 似ている言葉に「長所」とか「強み」があるけれど、この二つは外面を意識しすぎて鼻持ちならない感がいなめない。そこをいくと「持ち味」には甘い部分だけでなく苦みや渋みもひっくるめてハイどうぞ的な大らかさと、すごくおいしいんだけど、ちょっとキズがあるから3割まけとくね的な親しみがある。
 合コンで「私の持ち味は・・・」なんて言う女子がいたら内容問わずで恋に落ちる可能性96%。ただし合コンの予定は皆無です(妻よ、これが真実だ・・・って当たり前か、もうすぐ40歳だ)。

 いつもなら、ここで持ち味と餅味を掛けてオヤジ風味を漂わして終わりにしてしまうところだけど、たまにはもうちょっと。

 自分の持ち味はなんだ?
 仕事では数字の見せ方を考えたり、細かい数字の根拠を追ったりするのは得意だ。理屈っぽさも年を重ねるごとに増している。でももうちょっと生活力的な部分でアピールするなら「ゆるく続ける引き際の悪さ」かな。
 今は30分ほどの柔軟体操を日課にしている。日課と言いつつ何が何でも毎日やっているわけではない。仕事が遅くなったり休日に遠出をしたりするとあっさりとやらない。ただ一日二日休んでもそこで終わらずまた次の日から再開てなことを繰り返してもうすぐ1年。始める前からすると劇的に体が柔らかくなったということもなく、前屈しても指先は床から5cmほど上をさまよっている。たいした成果もあがっていないけど、月に1冊くらいは関連する本で理論も学んだりしながら楽しんでいる。
 そういえばこのブログもとってもゆるーく続いている。数か月休むこともあるし1年で10本ほどしか更新していないけど、止めるつもりもなく、気が向いて時間があって娘が寝ていると何か書きたくなる。今年もあと数本UPできたら良いな。

 さて、あなたの持ち味は何ですか?




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共通テーマ:健康

やるとなったらガチンコ勝負 [こんなん作りました]

 長女が通う幼稚園のイベントの一つ「疑似バザー」で、園児たちが買うための商品作りをお願いされた。
 頼まれたのはバトン。乱暴に説明すると、棒状に丸めた新聞紙をペットボトルに突っ込んで飾りを付けたら出来上がりという代物で、丁寧に説明しても大差はない。

 ここで少し話はそれるが我が家には娘が二人。次女は1歳半を過ぎ、やたらと姉の真似をしたがる。更になんでもやりたがりの妻となんでも首を突っ込みたがる私。そんなこんなで必要なバトンは一つなのだが、私と妻で二本作り、娘二人に渡そうということになった。
 二人で作るのならば、そこに優劣の差ができるのは必然。本当に必要なのは長女ということもあり、長女にどちらが欲しいか決めてもらうコンペ形式で妻と「可愛いバトンはどっち」対決をすることになった。

 百均で材料を購入。金をかけずにより可愛くをモットーに二人ともビーズとリボンをチョイス(210円ずつ)。それと共同利用のレースのテープ。あとは家にあるもので工夫。
 リボンも自分で作れたら良かったのですが、二人ともどちらかというと不器用。百均でリボンを見つけた時はシメシメと思ったのですが、妻もシメシメと思っていたことが分かったのはレジでカゴを覗いた時でした。
 そんなこんなで出来上がったのがこちら↓

P1040006.JPG

 そして勝負の行方は?
 
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 「一つは君のでもう一つは妹にあげるから、選べるのは一つだけだよ」と念を押してからバトンを開示。
 娘がモジモジしながら選んだのは・・・

 妻のバトン・・・ガックシ。

 バトンを後ろに隠して左右を入替え再度「どっち?」と聞いても、指が向けられるバトンは変わらず。完敗でした。ところで左右どちらが私が作ったバトンでしょう?
 

 ちなみに、バザー出店用なのでそのバトンを長女が使える訳ではないことに思い至ったのは後日。
 バザーは10月。負け残った私のバトンを振り回してよろこぶ次女から長女が強奪する日が続いている。
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共通テーマ:育児

いい人について [・・・なこと]

世の中にはいい人と呼ばれる人達がいる。
昨日参加したバスツアーの添乗員はとても感じのいい人だった。
今日車検をしてきた板金屋の担当はとても愛想のいい人だった。

いい人、いい人、いい人・・・
繰り返し声に出してみると、どうでもいい人のように響いてくる。ただのいい人だと実態がなさ過ぎる。

いい人を細分化したら実態が出てくるのか?
頭がいい人、姿勢がいい人、性格がいい人(以前はパキはいい性格をしていると一週間に8回くらいは言われていたけれど、最近言われた記憶がない。目と性格の良さは自負するところがあったのだが改める必要がありそうだ)、星まわりがいい人、出自がいい人。
自分が知り得る限りのいい人をひねったけれど、やっぱりどうでもいい人感はいなめない。

そんないい人達が集まって、いい人 of いい人を選んだとしたら誰が選ばれるのだろう?
まず選ばれるのはパキだろって、それが言いたかっただけだろうと言われればその通りだと居直るだけだ。
それはつまりパキはどうでもいい・・・
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